専門用語の解説

ホームページ制作時に必要な専門用語を解説!覚えておくべき18選

はじめに

ホームページを制作する際や運営する際には、さまざまな見慣れない単語と出会うことになります。そこで今回は、専門用語をまったく知らない初心者でも簡単に理解できるように「専門用語の解説」を行っていこうと思います。

ぜひ専門用語を覚えて、業務を格段にアップさせてくださいね。

企画に関する用語

①ECサイト

ECサイトとは「ネットショップ」と言い換えが可能です。もしくは「インターネット通販」と言ってもいいでしょう。そもそも「EC」は「Electronic Commerce」の略で「電子商取引」という意味があります。

商品を売ることを目的としたホームページで、会員登録やお買い物カゴ(カート)といった機能があることが特徴です。

②オウンドメディア

オウンドメディアとは、自社が保有するメディア全般を指します。企業は「ユーザーにより自社を認知してもらうため」「商品やサービスのことを知ってもらうため」という目的で、オウンドメディアを保有します。

③ランディングページ

ランディングページとは、ユーザーが最初に訪れるページです。「ランディング」とは「着地」という意味があり、最初にユーザーが着地するページというニュアンスになります。そのために、ユーザーの興味関心をいかに惹きつけるかが重要になります。ランディングページを通して、ユーザー行動を分析することに役立ちます。

準備に関する用語

④SSL

「Secure Sockets Layer」の略で、インターネット上の通信を暗号する仕組みを指します。これは個人情報の流出や改ざんを防ぐことが目的です。悪意ある第三者が情報を得たとしても、SSLによって暗号化されていればリスクが減ります。

SSLを導入した場合、URLの先頭の「http」が「https」に変わります。

⑤CMS

Contents Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)」の略で、ホームページの制作や修正ができるシステムです。ホームページを構築するテキストやデザイン、画像、テンプレートが一元的に保管されています。したがってHTMLなどの専門的な知識がなくても、簡単にホームページを制作・更新・運営することができます。

⑥HTML

Hyper Text Markup Language」の略で、コンピューター言語を指します。

例えば、

<head>

<meta charset=”UTF-8″>

<h2>見出し</h2>

<p>文章を書く場所</p>

文章を書く場所などがあります。

このようなコンピューター言語を用いることで、文章や画像などをコンピューターが認識できるようになるのです。どんなホームページでも必ずこのコンピューター言語(HTML)が使われています。

⑦CSS

「Cascading Style Sheets」の略で、ホームページの見た目を設定するための言語です。「文字」「ボタン」「背景」などの色やサイズを指定できたり、動きをつけたりすることも可能です。

 分析に関する用語

⑧IPアドレス

IPアドレスとは、インターネット上の住所のことです。インターネットに接続するすべての端末に割り振られています。ホームページを見たり、メールを送受信したりするために用いられます。決してこのIPアドレスは重複しません。

⑨直帰率

直帰率とは、ユーザーがホームページを訪問したものの、最初の1ページだけを見て離れてしまうことです。

直帰率は「直帰したセッション数 ÷ 全体のセッション数」で求めることができます。

一般的に、目安は40%前後と呼ばれていますが、明確な基準はありません。直帰率があまりにも高い場合は、ユーザーの興味関心を引けていないことになるので、ホームページを改善する余地があります。

⑩離脱率

離脱率とは、自社のホームページからユーザーが離れてしまうことです。

離脱率は「(特定のページの)離脱数 ÷ (特定のページの)PV数」で求めることができます。

直帰率と離脱率の違いは、たった1ページ見たのみで離脱した場合が「直帰率」になります。

⑪アクセス解析

アクセス解析とは、ホームページを訪れたユーザーの数や行動、滞在時間などを分析することです。代表的なアクセス解析ツールとして、『Google Analytics(グーグル・アナリティクス)』や『Google Search Console(グーグル・サーチ・コンソール)』が挙げられます。

 ⑫ユーザー

ユーザーとは、ホームページを閲覧する人のことです。

その中でも、初めてホームページを訪れた人を「新規ユーザー」、以前にも訪れたことがある人を「リピーター」と呼びます。

 ⑬コンバージョン

コンバージョンとは、訪問者がホームページの目標としているアクションを起こしてくれた状態のことです。そのアクションとは、たとえば資料請求、会員登録、商品の購入などです。
英語では「conversion」となるので、CVと呼ばれることもあります。

⑭CTR

「Click Through Rate」の略で、クリック率のことです。広告が表示された回数のうち、何回クリックされたか割合を示す値です。

「クリック数÷インプレッション数(表示回数)」で求めることができます。

⑮ページビュー

ページビューとは、ユーザーがホームページを閲覧した数のことです。「PV数」とも呼ばれます。たとえば、とあるページをAさんが2回、Bさんが3回閲覧したとしたら、PV数は「5」になります。

集客に関する用語

 ⑯インデックス

インデックスとは、Googleなどの検索エンジンにWebページが登録されることです。厳密に言うと、テキスト、画像、動画ファイルなどが検索エンジンによって解析されて、検索アルゴリズムに適した状態でデータベースに登録されることです。ただこう言ってしまうと難しく感じるので「Webページが登録されることを、インデックスされる」と覚えていいでしょう。

⑰オーガニック検索

オーガニック検索とは、検索結果場面で広告を除いた部分を指します。つまり広告ではない純粋な検索結果をもたらしてくれることから「自然検索」とも呼ばれます。オーガニック検索による上位表示を狙うことが、集客のカギになります。

⑱クローラー

クローラーとは、インターネットを巡回するプログラムを指します。クロール(巡回)することでホームページのデータが、データベースに蓄積されていきます。

おわりに

いかがでしたか?
専門用語を知っておくと、ホームページ制作・運営が格段と楽になります。このほかにも専門用語はあるのですが、まずはここに書いてある専門用語を完璧に理解しましょう。


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