「ホームページを開設したら、本当に売上アップするんだろうか」ホームページの開設や運用には少なからず予算がかかるため、慎重になる経営者も多いでしょう。
この記事では、ホームページが、従来の営業活動と比較して、効率的に売上アップできる理由を紹介しています。売上アップにつなげるポイントにも触れていますので、ぜひご参考にしてみてください。
ホームページは効果的に売上をアップさせられるツール
ホームページは、効率的に売上アップを叶えられるツールです。
なぜなら、現代は、インターネット上に載せている情報が人々の行動のきっかけになっているためです。
スマートフォンが普及し、いつでもどこでもインターネットを閲覧することができます。
出かける場所も購入するものも、事前にインターネットで情報収集することが、当たり前になってきました。
法人の場合も、新しい取引先を検討する際は必ずホームページを確認するでしょう。
インターネットには、
・気軽に情報を受信できる
・自分の欲しい情報を検索して探せる
というユーザー側の大きなメリットがあります。
気軽に便利に利用できるからこそ、人々はインターネットに頼り、行動を決定しています。
企業側も、この特徴を活用することで、効率的に営業活動を行うことができます。
次の章から、ホームページを運用する企業側のメリットを紹介していきます。
広告宣伝費やマンパワーが限られている中小企業こそ、効果的に売上アップを叶えるホームページについて、理解を深めていきましょう。
ホームページで効果的に売上をアップさせられる4つの理由
ホームページには、従来の営業活動よりも、効率よく売上につなげられる理由がいくつもあります。
代表的な4つの理由を紹介します。
[1]宣伝できるエリアが無制限であること
ホームページでは、大きな予算をかけなくとも、広いエリアに情報を届けられます。
例えば、営業マンの訪問活動には、物理的な広さの制限があります。
チラシ広告や、テレビのCMなどでも、限定されたエリアの人にしか見てもらうことができません。
エリアを広げるためにはより多くのコストがかかるため、大規模な広告活動は大手企業しかできない傾向がありました。
しかし、ホームページでは、どこからでも企業の特徴を見てもらうことができます。
・少人数のメーカーでも、全国に商品を販売できる
・地元で営業している飲食店でも、遠方からの旅行者に来店してもらえる
・他の都道府県の法人にも、サービスを届けられる
など、活動のチャンスを無制限に広げることができます。
[2]営業活動が24時間365日可能であること
情報をみてもらえるタイミングから考えても、ホームページは有利な営業活動ができます。
営業マンが訪問活動できる時間は日中に限定されますが、ホームページの営業時間には制限がありません。
さらに、紙媒体のチラシや広告のように、配布してすぐ効果が薄れてしまうこともありません。
ホームページは、いつでも、顧客の欲しいタイミングで情報を見てもらえます。 ホームページは、24時間365日、継続的に営業活動できるツールなのです。
[3]何人に何度見られても集客コストが一定であること
ホームページは、コストパフォーマンスの高さも特徴のひとつです。
従来の広告の場合、多くの人に何度もみてもらうためには、コストが膨らんでしまうデメリットがありました。
チラシ広告なら打つ回数を増やす、ダイレクトメールなら宛先を増やす必要があります。
ホームページは、何人に何度見られてもコストは一定です。
さらに、掲載する情報量の制限もないため、多くの商品やサービスがある企業でも、複数の広告をそれぞれたくさん準備する必要がありません。
多くの人に見らもらえるほど、一人当たりの広告単価はむしろ下がっていく、新しい考え方です。
[4]ニーズのある顧客に向けてアプローチできること
自社のサービスや商品に興味のある人に向けてダイレクトに情報を発信できることも、大きなメリットです。
チラシ広告や看板などは、不特定多数の人にとにかくたくさん見てもらい、興味のある人に拾ってもらう必要があります。
ホームページは、興味のある人が検索することで、情報を拾いにきてもらうことができます。
さらに、ユーザーの特徴を指定して発信できるインターネット広告と合わせて利用することも可能です。
従来のように、やみくもに時間と予算をかけて発信する必要がなくなります。
売上アップ効果を引き出すホームページとは
もし、すでにホームページがあるものの売上アップの効果が感じられない場合は、運用方法を見直すことで改善が期待できます。
ホームページで効果的に売上を伸ばすためには、運用のポイントを抑えることが大切です。
■長期的な視点で考える
ホームページで売上を生み出すまでには、時間がかかります。
従来の広告媒体のように、発信してすぐに来店が増加するものではありません。
閲覧数を増やし、内容を認知してもらい、確実に来客を増やしていく考え方にシフトする必要があります。
■他の媒体と組み合わせて、有効活用する
多くの人に見てもらうための方法も、従来の広告とは考え方が違います。
閲覧数を増やすために、他の媒体と組み合わせて活用することがおすすめです。
いままでの広告媒体に、QRコード(スマートフォンで簡単にページにたどり着ける二次元バーコード)を掲載してみましょう。
また、『企業名 〇〇市』のように、わかりやすくページを探せる検索ワードを掲載することも効果的です。
他にも、
・特定のユーザーにみてもらえるインターネット広告を利用する
・Instagram(インスタグラム)やTwitter(ツイッター)などのSNSで発信する
・検索で上位になるようホームページの内容を工夫する(SEO対策)
など、閲覧者を増やすために、いくつもの選択肢を広げられることも、ホームページの特徴です。
※今後、メディアの記事が増えれば、関連コラムへのリンクへ
■有益な情報を掲載する
ホームページを売上につなげるためには、閲覧者にとって有益な情報が掲載されていることが重要です。
見てもらえたときに「この企業(お店)いいな!」と思ってもらわなければ、問い合わせや購入のような行動にはつながりません。
・閲覧者にとってのメリットが伝わるか
・顧客が必要としている情報がもれなく掲載されているか
ホームページの構成を、今一度、確認してみてください。
ホームページを見直すことで売上効果を出せれば、今までの広告宣伝費やマンパワーも効率的に使えるチャンスが広がります。
予算を増やし続ける従来の営業活動から、効率よく情報を届けるホームページの営業活動に切り替えてみませんか。
この記事のまとめ
インターネットが人々の行動のきっかけになっている現代、ホームページは売上アップのために重要なツールです。従来の紙媒体や営業マンでの活動と比較して、多くのメリットがあります。
・宣伝エリアが無制限
・営業活動が24時間365日可能
・何人に何度見られても集客コストが一定
・ニーズのある顧客に向けてアプローチできる
コストパフォーマンスの高いホームページを活用し、効率的な売上アップを叶えましょう。
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