ホームページを制作するときに意識したいのは、ホームページで「どんな情報を伝えたいのか」「どんなお客様に来てほしいのか」「どんなお客様に刺さるデザインにするか」ということです。
また「制作後の維持費はどのくらいかかるのか」という費用についても確認しておく必要があります。
今回は、これらのホームページ制作でやるべきことを詳しくご紹介します!
ホームページに必要なページ数を把握する
ホームページを制作するときに、どのくらいのページ数が必要なのかを決めておくことが大切です。不必要にページ数を増やすことは、費用や時間の浪費につながってしまいます。
企業名刺としてのホームページ
初めてホームページを制作するときは、会社のことを知ってもらう「企業名刺」の役割としてページ数を考えましょう。
1〜3ページほどあれば、必要な情報をのせることができます。
<日経リサーチ>https://www.nikkei-r.co.jp/landing/id=696
こちらのホームページは
「TOPページ」「お問い合わせ」のシンプルな構成です。
ホームページを制作することで会社の信頼性を高めたり、会社の所在地の情報提供に効果的です。
企業パンフレットとしてのホームページ
ホームページにかける予算があれば、「企業パンフレット」の役割としてページ数を5〜10ページ程度を目安として考えましょう。
<放課後等デイサービスかぶとむしクラブ>http://kabutomushiclub.com/
こちらは、先ほどのページに加えて「運営会社(会社概要)」「サービス紹介」「コラム」「お知らせ・ニュース」「求人情報」のページがのっています。
企業情報をしっかり伝えて企業の魅力を知ってもらいたいという場合に効果的な情報量です。
ホームページのデザインはターゲットに合わせる
たくさんの人に見てほしいと思い、幅広く好感が持たれるようなデザインを考えがちです。ところがそのようなデザインはあまり特徴がなく、誰の心にも刺さらないものになってしまいます。
「どんなお客様にホームページを見てもらいたいのか」というターゲットを決めてデザインを考えることが大切です。
男女別サイトデザイン
<uno>https://www.shiseido.co.jp/uno/
背景が薄いグレーでスタイリッシュなスーツを着たさわやかな男性のイメージで、清潔感を出しています。
全体的に躍動感があり、色味もモノトーンで強くはっきりした印象です。
女性をターゲットにしたデザイン
<HELENUS>https://www.orbis.co.jp/product/helenus/
背景はうすいオレンジ色でヌーディなイメージで、商品の周りにはきれいな花やくだものが添えられています。
使われている文字は線が細く女性らしさをあらわしていて、商品もあえてぼかし、落ち着いた印象です。
年齢別サイトデザイン
今度は、女性向けの同じ化粧品ジャンルでも年齢層によってデザインのイメージが変わってきます。
10代~20代前半の女性をターゲットにしたデザイン
<CANMAKE>https://www.canmake.com/
ピンクを主体として水色や黄色の色味も使われて、ポップで明るいイメージです。
起用されているモデルもスマイルで若々しさを全面に出している印象です。
20代後半~30代の女性をターゲットにしたデザイン
<ALBION>https://www.albion.co.jp/
全体的に淡い色合いで統一し、さらにベージュを取り入れることで上品なイメージを醸し出しています。
白をベースにすっきりとしたデザインで落ち着いたイメージが商品に対する信頼感をあたえます。
ホームページのランニングコストを確認する
ランニングコストとは、維持費のことです。
ホームページは制作してそこで終わりというわけではありません。
「レンタルサーバー代」「ドメイン代」「月額管理費」「ホームページ更新費」などの費用がかかることを忘れないようにしましょう。
レンタルサーバー代
「サーバー」とは簡単にいうと、ホームページを見ることができるようにするコンピューターのことです。ほとんどの企業は、このサーバーをレンタルしているため、レンタル料を払わなくてはなりません。レンタル業者によって料金は違いますが、月額1000円〜4000円程度です。プランを見比べて選びましょう。
ドメイン代
「ドメイン」とは、URLの「http://〇〇〇.com」の〇〇〇の部分です。
〇〇〇の部分に会社名を独自のドメインにすることで、ホームページが自社であることの証明になります。年間で1,000円〜10,000円程度です。
月額管理費
内訳は、「サーバーのメンテナンス費用」「セキュリティ対策ソフト費用」などで、月額5,000円〜20,000円程度です。
ホームページ更新費
ホームページは新しい情報に更新したり、デザインを変えたりすることで、お客様に飽きずに見にきてもらえます。制作会社によりますが、一回3,000円〜5,000円程度です。
この記事のまとめ
・ホームページに必要なページ数を把握する
会社のことを知ってもらう「企業名刺」の役割として1~3ページ程度
ホームページにかける予算があれば、「企業パンフレット」の役割として5〜10ページ程度
・ホームページのデザインはターゲットに合わせる
男女別サイトデザイン
「男性向け」か「女性向け」かで、ジャンルは同じでもデザインが全く異なる。
年齢別サイトデザイン
女性向けの同じジャンルでも年齢層によってデザインのイメージが異なる。
・ホームページのランニングコストを確認する
【レンタルサーバー代】
月額1000円〜4000円程度でレンタル業者により異なる。
【ドメイン代】
会社名を独自のドメインにすることで、ホームページが自社であることの証明になる。
年間で1,000円〜10,000円程度。
【月額管理費】
内訳は、「サーバーのメンテナンス費用」「セキュリティ対策ソフト費用」などで、月額5,000円〜20,000円程度。
【ホームページ更新費】
新しい情報の更新、デザイン変更など。制作会社により一回3,000円〜5,000円程度。
いかがですか?
これらをチェックしておくと、魅力的でかつ無駄のないホームページが作れること間違いなしです!
ぜひ、参考にしてくださいね。
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